21日の十五夜を前に、真岡市東郷の 大前おおさき 神社に十五夜をモチーフにした大型の 提灯ちょうちん がお目見えし、話題になっている。
直径約40センチ、高さ約90センチのビニール製の胴長提灯1対が、神社の鳥居前に設置されている。雲がかかった満月と餅をつく2匹のウサギを配置し、黄色と紫紺の色合いでまとめ、インスタ映えしそうだ。
コロナ禍で季節を感じるイベントが自粛される中、「参拝者に秋を感じてもらい、心にゆとりを持ってもらえれば」と、柳田耕史 禰宜ねぎ (44)と、市内の節句人形・提灯専門店「人形のわたや」の西村和浩専務(39)が企画した。
1年を通して展示する計画で、22日から10月中旬までは「稲穂とトンボ」、それ以降、11月末までは「イチョウと紅葉」などを予定している。参拝者に人気がある同神社のご朱印も提灯のデザインに連動して季節によって入れ替えることにしているという。
写真 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)