インテリア提灯を販売 | 真岡新聞 (mokashinbun.com)
創業220余年の老舗のお節句人形・提灯専門店「人形のわたや」(真岡市荒町、西村茂社長)は、「新たな伝統文化の魅力を発信したい」と烏山手すき和紙と大谷石の魅力を活かし、絵柄にアート作家によるポップな現代アートを採用した「大谷石のインテリア提灯」を発売した。携行可能な行灯型の室内装飾具として、実用新案登録証を取得している。
9代目店主の和浩専務は、作新学院高硬式野球部出身で、同校硬式野球部グラウンドには大谷石が使用されており、「大谷石文化」を身近に感じていた。大谷石に含まれるゼオライト成分が癒しの空間を演出できると考え、大谷石を台座にして高級感を演出した。火袋は和紙の厚さにより「雲龍」「蒼龍」とイチゴのポップな現代アートが描かれた華やかなタイプの製品がある。灯りはLEDで点灯はリモコン操作。
和浩専務は「インテリア性の高いアート提灯として若い世代に親しみをもってもらいたい。イチゴの絵柄で、日本一のイチゴの産地真岡をPRし、観光にも繋がれば」と期待を込めている。
(問)同店0285・82・2323